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オアフ島 旅行記

8日目・カウアイ島→オアフ島、ホノルル空港、ワイキキ

[2005.3.7]

 カウアイ島 旅行記からの続きです。

 1週間ぶりの空の旅はほんの200kmほどなので、あっというまにホノルル空港に着き、いつものようにレンタカーを借りる。久々に車も人もが一杯いる。とりあえず、ワイキキのホテルを目指す。

レイ
レイ
 今日から滞在するのは、モアナ・サーフライダー。車寄せに行くと、紫色の花の豪華なレイで歓迎してくれた。まだチェックインには早い時間だったが、部屋は空いていたので入れてくれた。開業したときに立てられた歴史のあるバニヤンウイングのビーチ側の一室。

 ラナイからは大きなバニヤンの木やプール、ショーの舞台なども見下ろせる。ラナイでくつろいでいると小鳥がやってきた。ちょっと警戒しながらも、餌を拾いに近づいてくる。

バニヤンウイングのラナイから
バニヤンウイングのラナイから

ベッドと鏡
ベッドと鏡
 部屋は広々しているとまでは行かないが、十分な広さがある。調度品も品があって素敵な部屋だ。ベッド側の壁には大きな鏡が備えられている。バスルームも歴史を感じさせるデザインで清潔感が高い。

 ちょっと昼寝などしてからワイキキビーチを散歩する。とにかく人が多い。あまり人のいないカウアイ島から移動してきたので、なおさらかもしれない。

 プリンセス・カイウラニ側にあるサーティーワンでフリーペーパーに載っている割引券を使って、アイスクリームサンデーを食べる。美味しいのでまた食べようと思った。

 夜になると、外ではショーが始まった。ラナイで音楽を楽しみながらくつろいでいると、久々ににぎやかな夜を過ごしていることに気がついた。カウアイ島の自然も良いし、ワイキキの喧騒もまた良い。

9日目・カイルア

[2005.3.8]

 オアフ島の東のほうへドライブに行く。目的地は、以前行ってすごく綺麗だったカイルアビーチ。途中、潮吹き穴をみたり、展望台から景色を眺めたりしながらのんびりと向かう。

カイルア・ビーチ・パーク
カイルア・ビーチ・パーク

 カイルア・ビーチ・パークには昼に到着した。ここは、弓状の砂浜が遠くまで続いているのが好きな景色。人が多くないのも良い。ビーチパークの駐車場のそばのレストランで昼食をとることにした。

 レストランは地元のお客さんで賑わっている。雰囲気も良いし、味も美味しくて良かった。さらに北へ向かおうと思っていたが、天気が悪くなってきたのでワイキキに戻ることにした。

とことこ鳥
とことこ鳥
 ホテルに戻って休憩していると、昨日の昼にやってきた小鳥がまた来た。同じ鳥だと判るのは、右の羽の一部が寝ぐせのようにはねているからだ。とことこ歩く姿がかわいいので、「とことこ鳥」と呼ぶことにした。

 街を散策したり店に入ってみたりする。とにかくここは活気がある。レストランもショップも何でもあってとても便利だ。ハワイアンキルトをかなり勧められたが、値段の相場を知らないのと、あまりの押しの強さに引いてしまったこともあって保留した。

 今晩も外からは生演奏の音楽が聞こえてくる。昨日とは違う落ち着いた感じの音楽なのも良い。

10日目・ワイキキビーチ、ハレイワ

[2005.3.9]

 午前中からワイキキビーチでのんびりする事にする。ホテルの目の前の一部の砂浜が宿泊客用のエリアとして区切られている(たぶんホテル敷地内と思われる)ので、その辺りに陣取る。波はあまり大きくないし、水深も結構浅い。

 海に来ると恒例にしている砂団子作りをする。砂のキメが粗めなので、あまり大きいものは出来ない。

砂団子
砂団子

 食事はプールサイドで食べることにする。プールはかなり小さいので、子供がたまに泳ぐくらいで、多くの人がプールサイドのビーチチェアに横になって本を読んでいたりする。

パイナップル列車
パイナップル列車
 午後はドライブに。H-1を西に向かった後、H-2で北へ。そのままカメハメハ・ハイウェイに入りパイナップル畑の間を走っていくと、ドール・パイナップル・プランテーションがある。

 おみやげ物を売っている正面の建物はお客さんで一杯。建物の右のほうに行くと、パイナップル畑の中を走るちいさな列車がある。ちょうどいいタイミングで乗れた。窓などない列車は風が気持ち良い。パイナップルだけではなくて、ほかの果物も植えられている。

マツモトシェーブアイス
マツモトシェーブアイス
 さらに北上してハレイワの街に。町外れに近いところで、マツモトシェーブアイスを買う。シェーブアイスだけではなく普通の商品も売っているが、見る限りはシェーブアイスばかりが売れている。オリジナルのTシャツなどのお土産も売っている。

 近くのハレイワビーチに行ってシェーブアイスを食べることにする。意外に溶けるのが早いというか、紙の入れ物がぐにゃぐにゃになってしまった。プラスチックの入れ物を買えばよかった。

 ハレイワから西へ向かうとモクレイアを通過し、ディリンハム飛行場の横を通る。上空にはグライダーが飛んでいる。突き当りまで行き、かなり荒い波の海を見る。この辺りは人があまりいない。

 ホテルに帰る途中で、カメハメハ大王像を見る。夕方だからなのか誰もいなかった。写真を撮るのには都合が良い。

 なかなか充実した一日になった。

11日目・ワイケレ

[2005.3.10]

バニヤンの木
バニヤンの木

 天気予報はワイキキのある南部は晴れているのだけど、島の北部はあまり良くないらしい。と知りつつも、島一周したいと思って北に向かって出発する。

 が、山を越えようとした辺りから予報どおり天気が悪くて激しく雨が降っているので、今日は買い物の日に変更する。西へ方角を変えてワイケレのアウトレットモールに行くことに。H-3で山を下りてくると晴れてきて、綺麗な虹が見れた。

ドライブ中
ドライブ中
 H-1の出口からすぐのところにワイケレ・プレミアム・アウトレットはある。店舗数は50件位で、お客さんの数も多すぎず少なすぎず。アルマーニ・エクスチェンジでジーンズを試着するが、なかなかサイズが合わずに店員さんにかなりお世話になりながら、良いものを選ぶことができた。

 ほとんどすべての店に足を入れていたのでかなりの時間を費やしたが、思いっきりショッピングをするのも悪くない。戦利品は、ジーンズ、Tシャツ数点、シャツ、ブーツ、靴。

 夕方、ワイキキに戻ってきてからもショッピングに出かけた。アルマーニで薄手の長袖ニットを入手し、インターナショナル・マーケット・プレースで木製の食器などのお土産を買った。

 今日は買い物デーでした。

12日目・ハナウマ湾、サンセットビーチ、タンタラスの丘

[2005.3.11]

 ハナウマ湾は駐車場が早い時間に一杯になるらしいので朝は早めに出発する。8時半過ぎには到着したので駐車することが出来た。ここは国立公園になっているので、入場料が必要。

ハナウマ湾
ハナウマ湾
 入るとすぐに紹介や注意事項などをビデオ上映している場所へ行く。見終わるとやっと湾のほうに下りていける。貴重品を預けたり、シュノーケリングの道具を借りたり出来る場所は坂を下ったところにある。

 準備を整えてシュノーケリングを開始する。結構沖のほうまでいけるし、浜に近い場所でも深いところもある。水中の地形が結構複雑なのが面白い。魚も結構多い。結構大きいうつぼが岩から顔を出しているのに遭遇したときはちょっと驚いたし、怖かった。

 昼頃まで泳いでいたらもう満足になったので、ホテルに戻る。まったり過ごそうと、ホテルのバニヤン・ベランダでアフタヌーンティーを楽しむことにする。予約なしで行ってみたら一杯だったので、予約をして出直した。

 席に着くと、ワゴンに沢山の種類の紅茶を持ってきてくれて、どんな紅茶があるか説明してくれる。その中から好きなのを選べるのだけど、聞いたことも無いものもあったりして迷う。香りもかげるので、なんとなく気分に合ったものを選んでみる。

アフタヌーンティー@バニヤン・ベランダ
アフタヌーンティー
 しばらくすると、三段重ねになったお皿が運ばれてきた。紅茶はシルバーのポットに入って提供される。ケーキもパンもどれもこれも美味しいのだけど、おやつ感覚というには多すぎる。少し残そうと思っていると、お土産用にパックしてくれるというのでそうしてもらった。

 まだ3時半なので、北のほうへドライブすることに。61号線でカイルア方面に行き、そこから海沿いに東側の道を回って北上する。

 ノースショアのサンセットビーチに日没までに着きたいので、あまり寄り道はしないで走る。景色を楽しみながらドライブするだけで楽しい。

 最北端辺りに来るとちょっと開けた感じで広い平原になり、右手にタートルベイリゾートがある。雰囲気がよさそうなので、いつか宿泊したいと思っている。ここまで来ると、サンセットビーチはかなり近い。

 北から来ると、ビーチに入ってすぐのところの道の左側に駐車場がある。道の右側(ビーチ側)も道路沿いが駐車場になっているが、一杯だった。

 海ではサーファーが波と戯れている。とても楽しそうで、見ていると時間がたつのも忘れてしまう。日が沈むのを見て、だんだん暗くなってきているのにサーファーの人たちはまだサーフィンを続けていた。結構暗くなるまで見ていた。

サンセットビーチ
サンセットビーチ

 すっかり夜になってしまったのでワイキキに戻るついでに、タンタラスの丘から夜景を見ることにした。

 以前来たときは、近い上り口のところが工事で通行止めになっていたため、反対側の上り口からかなり走って夜景スポットにやっとのことで到着したのだけど、近い上り口から行くと、結構すぐに到着できた。前回は誰もいなかったのだけど、今回は観光客が結構いた。丘からの景色は、オレンジ色の光が綺麗。谷の辺りの住宅街からビルが立ち並ぶワイキキまで、オレンジの点が連なっている。

 色々盛りだくさんで充実した一日だった。

13日目・ワードセンター、ヨコハマ・ビーチ

[2005.3.12]

 ワードセンターの会員制食料品店は、パスポートを見せると一日会員券を発行してくれるので、入ることが出来る。色々な食料品が売っていて、日本向けのものも結構売っている。一回りして、隣の1ドルショップに入る。ちょっとしたお土産なら充分な物が売っているので、チェックするといいかもしれない。そのほか色々なお店を見たり、ボーダーズでCDを買ったりする。

マカハ
マカハ
 ほとんどオアフ島も1周しているが、南のほうから回って西の果てには行っていないので、行くことにする。H-1をひたすら西へ行き、さらに西へ向かう。途中のビーチではサーフィンの大会をやっている様子で道が混雑している。

ヨコハマビーチ
ヨコハマビーチ

 どんどん進むと、ヨコハマ・ビーチに到着する。そこから先は道はあるが進入禁止なので、進むことが出来ない。

オアフ島西端
オアフ島西端
 山の上のほうに観測用?の球体の建物がある。山は結構高くて、緑に覆われている。波の高い海をしばらく眺めたりしてから戻ることにする。

 戻ったあとは、お土産を調達するために町へ出る。ABCストアに行き、タオルやマカダミアナッツチョコとか沢山買おうとしていると、日系の店員さんがパッキングして明日ホテルに届けてくれるというのでお願いした。正直、どうやって持って帰ろうかと思っていたので、とても助かる。

14日目・ホノルルフェスティバル

[2005.3.13]

 ホノルルフェスティバルのためにホテルの前のカラカウア通りが歩行者天国になるという。何があるのかと思って通りに出てみると、人々が通りに並んでいる。パレードがあるらしい。

ホノルルフェスティバル
ホノルルフェスティバル
 しばらく待っていると、パレードが始まった。ブラスバンドとか、ミス・ホノルルが乗った車とかが来た。その後は結構日本人の人たちがフラを踊りながら歩いてくる。どうも日本人の人たちがメインのような感じで、かなり長そうな感じだったので飽きてしまい、ホテルに戻った。すると、昨日頼んでおいたお土産の荷物が届いていた。きちんとダンボールにいれてパッキングされていた。ありがたい。

 ホテルの舞台でもフラのショーがあり、こちらのほうが質が高くて楽しめた。ラナイでくつろいでいると、毎日来る「とことこ鳥」が今日も遊びにきた。同じ種類でもほかの鳥は全然来なくて、いつも同じ「とことこ鳥」なのが可愛い。無理なのだけど、つれて帰りたい気分。

フラダンス@モアナ・サーフライダー
フラダンス@モアナ・サーフライダー

 明日は帰国するので、荷物を詰め込む。いろいろ増えたが、なんとかスーツケースの蓋を閉じることが出来た。

 この旅の最後の夜だと思うと感慨深く、今晩もにぎやかなワイキキをゆっくり楽しんだ。

15日目・オアフ島、ホノルル空港

[2005.3.14]

バニヤンの木
バニヤンの木

 ホテルをチェックアウトし、空港へ向かう。レンタカーを返却し、送迎バスで空港へ。かなり混雑していて、出国検査に時間がかかる。

 何とか出国検査を終えて、免税店をちょっとチェックしてからラウンジで一休みしていると、すぐに出発時間が来た。

 飛行機の窓から美しい海を見ながら楽しく旅を終えられたことに感謝しつつ、長い滞在だったので帰国して普通の生活に戻れるか?などと、要らぬ心配をしてみる。

 ハワイは自然も沢山あるし、マリンスポーツなどのアクティビティ、買い物や食事も盛りだくさんの素晴らしい場所だと実感できる旅でした。

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