TVR Tuscanのメーターは独特で、大きなスピードメーターの中にはLCDの表示部分とワーニングランプ、インジケーターランプがあり、下部には水温と燃料を表示しています。上部には任意に設定した回転数で点灯する3連のランプがあり、ボタンは2つ、回転式のセレクターが2つ備わっています。左側の上がフォグランプ、下がライトコントロールで、右側の上はハザードランプ、下はLCDファンクションコントローラスイッチとなっています。
ステアリングスポークの下に見える穴は空調用のダクトです。また、左側の側面にはメータ照明の明るさ調整用のボリュームがあり、右側面にはワイパーの間欠時間の調整ボリュームがあります。
一番大きいものはスピードメーターで、320km/hまで刻まれています。ステッピングモーターで制御されているため、連続的に動くのではなく段階的に動きます。アナログのタコメータはありませんが、上部の回転表示LEDがあるので問題はありません。下部の水温計と燃料系はシャッターが開くようにして目盛りが現れます。正確な数字は中央のLCD表示を見ればわかるので、大雑把にどの程度のレベルであるかを見るためにあります。
様々な値を表示することが出来るので、アナログメータよりもこちらの表示を主に見ることになるでしょう。表示はメーター右側下部のロータリースイッチ(LCDファンクションコントローラースイッチ)を押すことで切り替えられます。
私が一番使っているのは一目で多くの情報が得られる3番目の表示です。
また、この画面にはワーニングが表示されることがあります。ワーニングの内容は次の様なものです。
ワーニングはLCDファンクションコントローラースイッチを押せば消せます。また、EFI Warningにはエラーコードがあり、コードの内容は次の通りです。