Impression

フォード 試乗記

Ford Ka

 全長が短くて、かなり曲線を多用したデザイン。ステアリングはかなり摩擦がついていて、摩擦で重い感じ。スタッドレスタイヤであったこともあって、切り込んでいってもビルドアップがない。ポロのようにNの据わりがあるわけではなく、すんなり切れ込んでいく。足回りはソフトでけっこうダンピングも弱い。やはりヨーロッパでも街乗り用の車という位置付けだとこのようなセッティングになるのかもしれない。5MTで走ればそれほどパワー不足ということもなく普通に使える。キーが棒状のタイプで面白い。そういえば、Fordはこのタイプだったような気がする。
 オーディオは完全に専用タイプ(パネルがかなり異型)で、取り外し用の穴が丸見えというのも面白い。助手席ダッシュボードのトレイのギミックが面白いけど、使い勝手が良いか?というのはちょっと疑問。ドアポケットにカップホルダーがついているのは、スペースの点ではいいのかもしれないけど、実用上は飲み物が入っている時にはドアを開け閉めしづらいというデメリットも有る。メーターはかなりシンプルで、タコメータはない。スピードの左下に針だけあってメモリのないメータがあったが、これは一体何なのだろうか?水温計?
 外装は前から見ると犬っぽい(お茶犬というイメージがなんとなくする)。エンジン音はそれほどうるさくないが、このクラスとして静かということも無く取り立てて特徴は無くてやはりFordなのだなという感じはする。

2004/06/01(火)


Ford Mustung Convertible

 レンタカー@ハワイ。スポーティカーだというイメージだったのだけど、足回りはアメ車そのものもソフトなもので、ステアリングフィールも曖昧。3.8LのV6を積んでいる車だがトルク感が少ない。かといって、びゅんびゅん回るわけでもなくて面白くもなんともない。まあ、普通の乗用車としてみれば普通なのだが。

 屋根をあけて後ろの席にすわると開放感があるけど、高速で走ると風の巻き込みも半端じゃない。あまり飛ばさない方が良いだろう。インテリアは左右対称で、助手席側にもメーターフードみたいな形状がある。デザインとして優れているとは思えない。屋根の開け閉めは屋根の大きさの割に素早く感じた。

2000/09/07(木)


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