Impression

ダイムラークライスラー 試乗記

CHRYSLER Sebring Convertible('05)

 ハワイで3台、それぞれ1週間ずつ乗ったのだが、以前サンフランシスコで乗ったときの車と印象が全然違った。走行距離2000km程度の結構新しい車もあったのだが、どれもアメ車的なふわふわした乗り心地と不正確なステアリングの特性だった。セッティングを変えてしまったのかもしれない。以前の方が断然印象が良かったので残念。
 ハワイ島で借りた車両は、キラウエア火山からヒロ方面に降りてくる道でエンジン警告灯が点灯し、60mph以上が全然吹けあがらなくなった。ヒロの空港のレンタカー屋に行って説明すると、「それは良くあることだ。ガソリンキャップを開けて、圧抜きをしろ。」と言う。やってみたがすぐには直らずランプは点きっぱなしだったが、1時間ほどして再始動すると消えた。そんな不具合が普通とは、恐るべしダイムラークライスラー。

2005/03/01(火)


CHRYSLER Sebring Convertible('02)

 この車はサンフランシスコで1週間ほど借りたもの。サスペンションセッティングはアメ車っぽくなくしっかりしていてドイツ車の方向性を感じた。ステアリングフィーリングもアメ車にしては若干重めで悪くは無い。ボディ剛性ははっきり言ってやわいのだけど、オープンに出来るメリットに比べたらどうでも良い。スポーツ走行するわけではなく、普通に走る分には問題が無いのだから。
 エンジンは結構軽快に吹け上がってくれ、なかなか良く走る。良い方に期待を裏切られた感じ。内装はメータがちょっとクラシカルな雰囲気を出していて、車の雰囲気に合っている。全体的に好印象だった。

2002/09/07(土)


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