Enjoy Sportscarいっぺい's FD3S

RX-7ミーティング@日光'98

Rear View of FD3S

[1998.10.3]久しぶりの更新です。全然乗っている時間がなかったので、、、。

 今日は、RX-7ミーティング@日光'98に行って来ました。AsmicさんのところのRJ(Rotary Japan)、NiftyのFCAR等で主催している走行会です。RJの中山さんのお友達ということで参加してきました。

 タイムアタック走行会で、S、R、Nの3クラスに分かれます。クラス分けは若干複雑ですが、Sは改造何でもあり(スリックタイヤ、Sタイヤを履いていれば無条件にこのクラス)、Rはノーマルタービン、市販ラジアルであればそれ以外は自由、Nはエンジン出力を上げる改造をしていないクラスと言ったところでしょう。午前中にフリー走行が15分(実質12分)×4回、フリー走行の2回目と3回目のベストラップで午後のタイムアタックの順番が決まり、タイムアタックは4〜5台のグループに分けて7分間のタイムアタックを行いその中のベスト3ラップの平均を取るという、これまた複雑なルールです。なぜ平均を取るのかは非常に疑問ですが、そういうルールらしいのです。

 前日に抜けきったTEINの車高調をCUSCOのcomp-1と入れ替えました。バネとピロアッパーはTEINの物を使います。インプレですが、TEINの新品の頃と比べても突き上げ感(ゴツゴツした感じ)が少ないですが、きっちりダンピングは効いてくれるので収まりも良いです。標準のバネレートではSタイヤはつらいですが、バネを固めてやれば十分使えると思います。ショートストロークなので、バネも遊ばず車検もオッケー!なのも嬉しいところです。

 現地に行ってみてSクラスに来ている車を見ると、私の車なんて「かなりノーマルっぽい(by可児さん)」です。ショップ系では車工房リキのものすごい車や、藤田エンジニアリングのよく雑誌で見る車(何台もある?ドライバーは喜多條さん)とか、全日本ジムカーナでご活躍の猪爪さんがいたりしてます。お誘いいただいた中山さんの車も新品の540S(255/40R17)を投入していて「気合い入っている!」感じだし、ロールゲージもサイドバーや右後ろから左前に斜めに通すバーが入っていたりしてすごすぎです。中山さんのお仲間の方のFDはインタークーラーがものすごく冷える感じで搭載されています。デジカメもって行けば良かったです。

 とりあえず久しぶりと言うことで、ブーストは低め(設定:0.8kg/cm2)で1回目のアタックをします。車高のセッティングもとりあえず適当にあわせただけです。実ブーストが今一上がらず0.7kg/cm2程度で若干ハンチングも出てましたが、足廻りのセッティングは意外と良い感じです。少しリアを落としてやればオッケーという感触でした。

 3回目のアタックではタイムを出さねば!と設定ブーストを1.0まで上げましたが、実ブーストは0.8迄しか上がらず、しかもアタックした周の前にクーリングとしてエアコンONしていたままでした。結局42.81までしか行かず4位です。ちなみに1位は車工房リキの金子さん(42.14)、2位は猪爪さん(42.44)、3位は雑誌スピードマインドのあ〜るセブンの青砥さん(42.59)です。

 午後のアタックでは若干リアの車高を下げて行きました。とりあえず1発のタイムは42.46まで上がりましたが、いまいちリズムに乗りきれず今回のルールであるベスト3周の平均を取ってしまうと結果42.91で5位とだめだめでした。優勝はFCARのぐらさんで、ベストは42.07(3周平均でも42.14)を出してます。ぐらさんの車はもともとジムカーナ仕様でノーマルタービンですが、足廻りが猪爪さんスペシャル+スリックタイヤとのことです。それにしてもレベルの高い走行会でとても楽しかったです。

 まあ、オーバーオールのベストラップで比較すれば青砥さんのあ〜るセブンのベストラップ(42.59)は上回ったわけで「まあ良し」としておきましょう。私のセブン号は実ブースト0.8なら350〜360ps位ですからね(推定)。とても使いやすいぐらいのパワーです。10周ぐらいのアタックなら油温は115度、水温は100度、排気温度も940度で全然問題無しです。インタークーラーがノーマルなので熱でパワーは落ちてきますから、そこだけが問題です。いつになったら対策できるのか?

 足回りの方は高速コーナーで縁石に乗っても一発で収束してくれるので安心です。「もっと良い足(例えばSt.BOESOとか)に変えたら、もっとタイムが出るのでは?(byヒデパパさん)」とも思えますが、とりあえずその辺はテクでカバーしておいて、使い込んでショックが抜けてしまってから考えることにしようと思います。comp-1はストロークがないからダメとか聞きますが、私は結構良いと思います。標準のバネレートは柔らかすぎなので、それは変えなくてはいけません。去年のCB最速決定戦の時も抜けたTEINのH1ではなくて、comp-1+F:12kg/mm,R:10kg/mmでいけば39秒台は出ていたんじゃないかという感触を持ちました。


Enjoy Sportscarいっぺい's FD3SRX-7ミーティング@日光'98