説明書によると、パーツを仮組みしてから車体に仮止めするようにと書いてありますが、一人で付けるときにはパーツそれぞれを車体に仮止めしてから、組み立てた方が簡単です。
仮止めして位置を確認したら、いったん外した後で取り付け部分とその周辺をペーパーで削っておきます。どうせ後で塗装しますから、大きめに削っておいても良いでしょう。
もう一度仮組みし、位置を決めて点付けします。その後、もう一度ブラケット以外のパーツを取り外してきっちり溶接します。上向きに溶接しなくてはならないのですが、ピットやリフトが使えればそれほど大変な作業ではありません。しかし、ウマにかけただけでやるのは、、、私は嫌です。
溶接が終わったら、錆止めのために塗装します。このとき、マフラーとの間隔が狭いのでマフラーを取り外さないときれいに塗れなさそうだったので外します。位置決めをするときにマフラーがついていないと、溶接して取り付けした後でマフラーと干渉する可能性があるので、マフラーを付けたままで溶接した方がよいでしょう。
あとはボルトオンです。なかなかいい感じで取り付けできました。
ちょっとその辺を乗ってみると、リア周りの剛性感が高まった感じがします。ロールバーとの相乗効果がありそうです。
ただし、問題点もあります。第一に、「最低地上高がロッドの部分になってしまった」ことです。チタンのロッドですので、下回りをぶつけたときはかなりのダメージを受けることになりそうです。第二に、「ガレージジャッキをデフの部分にかけてジャッキアップすることができなくなった」ことです。何かを挟んでやれば大丈夫ですが、ちょっと恐いです。
[1997.10.18] 日光サーキットへ行って来ました。スカイラインGT-Rのみの走行会でしたが、「お連れ様クラス」としてエントリーです。実際はAクラス(一番速いクラス)に混ぜていただきました。
タイヤを変えたのですが、高速コーナーで「ふにゃー」と滑ってしまいます。リアのキャンバーを付けて、リアの車高を下げても本質的には変化がないです(若干改善しましたが)。バネレートも前回の1.5倍になっているのですが、ショックが抜けているようでロールが速いのも今一です。CUSCO Comp-1用の堅いバネを入手したいです。予定としては、筑波用にF:16kg/mm、R:14kg/mm位を考えています。ということで、タイムも42"89しか行きませんでした。タイムアタックには絶好の走行会だったのでちょっと残念です。そうそう、もちろんGT-Rには負けませんでしたよ。速いRでもいればもっとタイムが出たと思います。