富士スピードウェイ・ショートコース

2004/12/03(金)

 アップダウンがかなりあって結構面白いサーキット。上手く次のコーナーのCPを見えなくするような起伏がついているので、ラインのイメージをきちんと持っていないとどこを走っていいのかわかりにくい所も面白い。

 1コーナーは下りの直線から左に切り込んでいくが、コントロールラインあたりからブレーキング&2速へシフトダウンし、ゆっくりクリッピング(縁石は段のついていないところまでを使う)を狙って切り込んでいく。インベタで立ち上がって2コーナーは直線的に抜ける為に、縁石は踏む(段がついているところも踏んで、ほとんど縁石からはみ出るくらいデッドに付く)。

 3コーナー進入はミドルからで良い。3〜4コーナーはかなり上っているので、LSDの無いBoxster Sだとラインどりは直線的に持っていくしかないので、小回りしてまっすぐ上る。まっすぐ上らないと、内輪のトラクションが抜けてしまって白煙を上げるばかりになってしまう。

 その後の右高速コーナーはがんばりすぎると14Rではらんでしまうので要注意。あまり外側を走らなくても直線的に真ん中を通って行ってコーナー中間くらいからRがだんだんきつくなってくるので車速をコントロールしながら14Rへ進入する。

 左直角に近いコーナーも縁石を大きく使って曲がっていくべき。最終コーナー手前では2速が吹け切ってしまうので、通常は奥まで入ってからCPを奥にとりつつ入っていくべきだがあえて小回りしていく。

 最終コーナー手前でブレーキが厳しいし、きつい上りもあるのでパワーバンドの広さも必要。なかなか厳しいサーキット。コーナーはどんどんきつくなっていくという形なので、減速しながらどんどんインへ入っていかなくてはならない。車速と姿勢のコントロール能力が重要となる。参考タイム:34.630(2004.12, Boxster S ノーマル, SタイヤA048-M)


Lido美浜サーキット
モーターランド三河
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